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《 趣 旨 》

 定年退職者等の廃棄用計測機器・小型機器の再利用について総合機器センターが窓口業務を行います。

 今後定年者が大幅に増えます。それに伴って定年研究者が機器を廃棄することになり、まだ十分に使用できる小型機器、小型計測機器などが廃棄される可能性があります。特に計測機器などは汎用性があるので様々な分野で再使用が見込まれます。また、新規採用教員で研究室立ち上げにそのような機器が必要な場合もあると思われます。
現在でも、機器の廃棄前に各自がメールで全学に再利用者を募っております。しかし考慮する時間が十分でないことや一つの機器だけでは不十分な場合には引取りを躊躇してしまいます。 

 現在、総合機器センターでは、廃棄機器の処分を計画していますので若干部屋に空きスペースができます。このスペースを利用すれば当分の間、このような機器の保管と管理ができると考えています。

 また、定年でない研究者でも一つの研究に区切りをつけて別の研究に移る際に廃棄機器が出る可能性がありますすなわち、このように研究者相互に不要機器の提供・再利用をシステム的に行うことにより、経費の節減・スペースの有効活用だけでなく研究テーマの柔軟かつ迅速な切り替えをも可能にします。

システムとして小型計測機器の相互提供・再利用部署をつくることにより、機器に束縛された研究から自らを解放し自由な発想で斬新な研究を考える機会になる可能性が期待できます。

 ご了解の上ご協力をお願いします。

 提供されるすべての機器を受け入れ対象にすると運営に不都合が生じる場合がありますので、受け入れ条件を定めます。

《受け入れ機器の条件》(ソフトウェアは受け付けておりません。)
 ・一般小型計測機器
  1.1人あるいは2人で運ぶことができる装置であること。(小型機器の定義)
  2.新品のときと同様にすべての機能が動作すること。
  3.動作に必要なすべての付属部品がそろっていること。
  4.取扱説明書または相当の説明書があること。(自分でつくったマニュアルでもよい)
  5.使用履歴(有害物質、毒性元素の使用記録)を公表すること。

 ・パーソナルコンピュータ本体(PC)
  1.購入日が3年以内のものであること。
  2.ハードディスク(SSDを含む)のイニシャライズ(初期化)およびOSの再インストールが完了
    していること
  3.OSの再インストールのためのメディアやシリアル番号(プロダクトキーなど)があるもの。

《 相互利用の形態 》
 2つの利用形態を考えます。
  1.短期の場合(1年以内)は期限付きで貸し出す。
  2.長期の場合(1年以上)は機器を移管する。
  3.すべて無償。ただし提供機器に貸し出し条件が付帯する場合には故障の場合の修理義務が生じる。

《パソコン本体の再利用について》
  1.万が一、再利用のパソコンに個人情報・データが残っている場合、その一切を直ちに消去し、
    知り得た情報を絶対に第3者に漏らさないこと。
  2.別途用意する再利用申請書・確認書に署名、捺印すること。

《ご連絡先》

  総合機器センター 船本まで(内3242) 直086-256-8473
           メール sogokiki@ric.ous.ac.jp