EPMA 微小部走査型X線分析装置
概 要
epma 試料:固体、半導体、金属材料、鉱物、セラミック、ガラスなど

説明:電子顕微鏡像(SEM)を観察しながら微少部(μmオーダー)の元素分析ができる。試料からの特性X線や映像信号(二次電子、反射電子)などの情報を元に二次濃度分布カラー画像(面分析)として表示可能。エネルギー分散型分光器(EDS)を用いた定性分析や半定量分析は、簡便で結果をリアルタイムに得られる。

性能 特徴
EPMA 微小部走査型X線分析装置
 走査型電子顕微鏡部(日立製) X-650型
  加速電圧 35kV  分解能 6nm
 X線分光系部(堀場製) EMAX-2200型
  波長分散型検出器
  エネルギー分散型検出器
  元素分析範囲Be(ベリリウム)〜U(ウラン)
  ZAF法による面分析、ライン分析元素、点分析が可能
利用申し合わせ

l.EPMA(X‐650、EMAX‐2200)及び部屋の管理・運営など必要事項については、主たる利用者による会議で審議・決定する。EPMAユーザー責任者が会議を召集する。

2.責任者の選出と任期について
 (a)責任者は利用者の互選により選出する。
 (b)任期は2年間とし再任を妨げない。

3.利用目的について本学教員及びこれに準ずるものによる研究・分析・観察に関するもの。

4.利用者、EPMAユーザー登録申請について
 (a)利用者はEPMAユーザー登録者、及び登録者の許可を得た者でなけれぱならない。
 (b)EPMAユーザー登録は、EPMA維持費の負担を了承した学内教職員がEPMAユーザ責任者に申請することによって登録される。
 (c)外部からの依頼については、各利用者か窓口となって受け入れの可否を判断し、全ての責任を持つ。

5.利用時間の割り当てについて利用時間は利用者が総合機器センターに申し出ること(オンライン予約)によって割り当てられる。ただし、利用時間についてはユーザー責任者が調整する場合がある。

6.使用料金について
別に定める。

7.利用時において
 (a)運転日誌、管理区域立入記録に必要事項を記載し、総合機器センター職員の指示に従って利用する。
 (b)機器・操作に異常を認めたときは、直ちに総合機器センター職員に連絡すること。
 (c)消耗品は、各利用者の自己負担とする。
 (d)機器室の清掃は、当日使用した利用者が責任を持って行う。

8.利用者が申し合わせ事項に違反した場合、その他運営に支障を生した場合、EPMAユーザー責任者はユーザー会議に諮った後、利用者のEPMAユーザー登録を取り
消すことかある。

9.その他管理・運営につき間題が生じた時は、EPMAユーザー会議で審議する。

l0.この申し合わせは平成9年4月l日から施行する。

岡山理科大学総合機器センターEPMAユーザー部会