注:2軸と4軸に別れています。
【2軸X線回折装置の利用申し合わせ】
総合機器センター設置の2軸X線回折装置は,粉末X線回折装置(高温用),2結晶X線回折装置(薄膜用),IP型X線回折装置(低温,高圧用)の3台により構成されている(以下,本システムという)。本システムの運用方法等を以下の内規に定める。
1)?@本システムを利用する教員は利用者グループへの登録,学生はX線室への入室許可者リストへの登録を行なわなければならない。リストに登録されていない学生の入室は禁止する。リストはX線室に掲示する。
?A利用者は放射線に関する安全講習会を受講・修了し,放射線・X線作業従事者名簿に登録しなければならない。また入室時にはフィルムバッチ等を必ず装着する。
?B利用者は装置使用に関する講習をあらかじめ担当者から受けるものとする。
?C利用者は,作業を開始する前に,放射線管理区域立入記録簿に記入するとともに,X線使用記録簿に必要事項を記入する。
2) 利用者は本学の教職員および学生とする。
3) 利用者は、機器使用料並びに消耗品費(フィラメント,プリンタの用紙,トナー等)を予約日数に応じて支払うものとする。またゲストユーザーに対する消耗品の回収方法は利用者グループで検討する。機器使用料は別途定める。
4) 装置利用の手続きは,オンライン予約により予約するか、あるいは装置利用申込書に必要事項を記入し,利用者グループの担当者に提出して予約をとった後、使用する。
5) トラブル等が生じた時は速やかに担当者に連絡するとともにX線使用記録簿にその詳細を書いておく。
6) 利用後は後片付けを行い,記録簿等に終了時間を記入した後に退出する。
7) 2軸X線回折装置利用者グループ責任者を理学部基礎理学科財部健一教授とする。
任期は特に定めない。責任者から交代申し出があったときあるいは不都合が生じた時利用者会議にて選出する。
8) 利用者が申し合わせに違反したときは本機器の利用を停止する。
9) 上記の装置運営に関して何らかの不都合が生じた場合,利用者グループにおいて討議し改善していく。
10) 施行日は1997年4月1日からとする。
【四軸型単結晶構造解析装置利用申し合わせ】
単結晶構造解析装置AFC−7RおよぴMXC−l 8(以下「装置」というJを学内の研究者に等しく公閉し、その利用の便宜をはかるため、装置一式の、運嘗は単結晶構造解析装置ユーザーグループ(責任者 化学科
大木道則。以下「ユーザーグループ」という。)に一任して行う。
本装置一式の利用に関する申し合わせは以下の通り。
1.ユーザーグループは円滑に装置の運営を行うため、一名の責任者を選任する。任期は3年とし、再任を妨げない。責任者の選出はユーザーグループ会礒にて互選を行うものとする.
2.機器の使用料については別途定める.
3.装置の利用を希望する者(以下「利用者」という。)はマシンタイムの予約をユーザーグループに行うこととし、具体的な窓口は、自然科学研究所赤司(以下「担当者」という。)とする。
4.担当者は申し込まれた順番に、1回の申し込みにつき、1週間のマシンタイムを利用者に割り当てる。利用者は担当者から碓認を受けた後、速やかに測定室内の専用カレンダーに装置利用の予定を記入すること。記入のない場合、予約を放棄したものとみなすことがある。
5.解析用ワークステーション1(INDIGO)を利用する権利は、原則として利用者にある.
6.解析のみを行う利用者は解析用ワークステーション2(INDY R5000)を使用する。利用はX線室内の専用カレンダーに直接サインアップするものとする。この場合一回のサインアップにつき、一日を限度とする。
7.初めて装置を利用する場合は、必ず担当者の講習を受けてから測定を始めることとする。この場合担当者の都合により日程を調整する.
8.利用者が、測定室内で作業をする場合、必ずフィルムパッジおよびリングを所定の位置に装着する.
9.装置のX線発生の菅電圧と菅電流は担当者が設定する.
10.装置の利用者は、装置の利用中、研究室名と連絡先をわかりやすい場所に常時掲示することとする。
11.不測の事態(装置の破損、異常など)が発生した場合、利用者は速やかに担当者まで連絡する.
12.利用者は測定または解析の終了後、速やかにファイルを引き上げ削除しておくこと.
13.装置の運用、および菅理に必要な消耗品はユーザーグループのメンバーで負担する。
14.レーザープリンターの用紙は利用者が持参する.
15.利用者は測定室内の整理整頓を心がけ、装置利用後、清掃を行うこととする.
16.利用者は測定室に備え付けの菅理記録関係書類およぴ記録ノートに必要事項を記入すること.
17.装置の利用資格者は、本学の教官、およぴ教官の推薦する学生とし、放射線・X線業務従事者講習会を受講したものとする。担当者はユーザーグループに登録されている学生の名簿を作成し、測定室内に掲示する。
18.担当者は依頼試料の測定は行わない。
19.ユーザーグループのメンパーは、本学内、およぴ学外研究者の試料を測定することができる。この際、装置の利用によって生じる装置利用料、および消耗品代は協力研究を行ったユーザーグループのメンバーが負担する。
20.利用者が、本申し合わせに違反した行為を行った場合、責任者はユーザーグループ会議の議を経て、当該利用者に対して装置利用の中止を命ずることができる.
21.本申し合わせに不都合が生じた場合、ユーザーグループ会議において、討議改善していく。
付則.本申し合わせは平成8年4月1日より施行する。
平成8年11月27日ユーザーグループ会議において一部改定