総合機器センター

センター概要Center Outline

センター長ご挨拶

サンプルメージ

 岡山理科大学総合機器センターは1985年に教員および学生が大型機器を利用し研究や教育を行うための分析センターとして設置され、2017年には本学の研究・社会連携機構の一部門となり今日に至ります。また、本センターは大型機器の利用だけではなく実験に必要な寒剤(液体窒素)の供給も行っています。本センターを多くの方々に利用していただきたいと考えており、以下に示す取り組みを行っています。

 本センターの業務としては大きく2つあり、その1つが大型機器の円滑な共同利用管理・運営です。センターには約20台の大型機器があり、機器ごとにユーザーグループがあり管理・運営を行っております。また、ユーザーの拡大を図るために定期的にセンター見学会や機器使用法のユーザー講習会を開催しています。さらに、本センターに設置されている大型機器の一部は学外の方にも使っていただけるように、公開もしています。他大学や企業との連携推進に役立てていただければと思います。 業務の2つ目は寒剤(液体窒素)の貯蔵および学内への供給です。寒剤は研究や装置の維持に必要なだけではなく、大学の講義内でも演示実験として使われるため、安定な供給が必要です。そのため、センターの業務時間内ならばいつでも使える体制をとっています。さらに、年に1回、寒剤を安全に使うための講習会も行っています。

 近年、研究の高度化が進んでおり,高い精度での結果が求められるため、本センターにない大型機器の導入希望も増えています。また、本センターに設置されて年数が経過した大型機器を、最新のものにリプレイスする必要も出てきております。大型機器の導入に関しては高額の予算が必要になりますが、研究・社会連携機構を通じて大学全体で議論し、センターとしても本学の研究・教育を円滑に進めるために、強力にバックアップしていきたいと考えています。さらに、一般利用を公開している大型機器を企業や他大学の研究者に使っていただくことで、新しい産業の創出や地域の活性化にも貢献したいと考えています。

センターコンセプト

最先端の研究機器の活用を通じて岡山理科大学教職員・学生、そして学外者の研究および教育推進に貢献します。
 ・最先端の研究機器を設置し十分な保守点検整備を行い、最良の状態で使用できるよう維持します。
 ・教職員だけでなく学生にも機器の使用を認め研究機器の自主的活用と原理の理解を通して教育に貢献します。
 ・保守・修理の一部を学生・教職員の参加で行い、研究機器の動作原理の理解を深め、さらに機器の改良・創製など  にチャレンジできる土壌を作ります。
 ・最先端の研究機器を紹介して学内外の生徒・学生・教職員・社会人に対する最先端科学機器の理解に努めます。
 ・「センター報告書」を隔年で発行し、機器の紹介に加えて、機器使用状況・研究成果などを学内外に公開します。

センター情報

部署名 研究・社会連携機構 総合機器センター
職員数 3名 (センター長 1名 技術職員 2名)  スタッフ紹介へ
業務内容 〇大型分析機器の円滑な共同利用管理・運営
〇寒剤(液体窒素)の貯蔵および学内への供給
〇大型機器の選定と文部科学省への申請
〇大学連携研究設備ネットワークと連携し、研究をサポート
  
管理機器数 21セット
センター長 岩永 哲夫(理学部化学科教授)

センター沿革

1985.04 旧分析センター開設(機器数 3セット)
1995.04 低温施設と統合、総合機器センター発足(機器数 13セット)
2001.04 ハイテクリサーチセンター機器を移管受入(機器数 26セット)
2010.04 新小型機器受入・貸出・移管業務開始
2011.04 社会連携プロジェクト機器を移管受入(機器数 23セット)
2018.03 共焦点レーザー顕微鏡の導入(機器数 19セット)/td>
2019.03 核磁気共鳴装置の導入 (機器数 20セット)
2020.03 全自動多目的X線回折装置の導入 (機器数 21セット)

アクセス

総合機器センター事務室 C3号館(旧20号館)2階
住 所 〒700-0005 岡山市北区理大町1-1 岡山理科大学
電話番号 直 086-256-8473  内線 3242
メルアド 「お問合せフォーム」をご利用ください。
URL https://www.ric.ous.ac.jp
マップ
〒700-0005 岡山市北区理大町1-1
路線バス 正門着:JR岡山駅西口(22番乗り場)から岡電バス「47 岡山理科大学」行で約20分
東門着:JR岡山駅東口(2番乗り場)から岡電バス「37 理大東門」行で約30分
タクシー JR岡山駅西口から約15分

お問合せ

下記よりお気軽にお問合せください。

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